ブラッシングの方法
ブラッシングの方法
1 歯ブラシの選び方
ヘッドがコンパクトなものを選びましょう。歯間ブラシ、ワンタフト(部分磨き用)、フロス(糸ようじ)なども併用すると効率的に汚れを落とすことができ、短時間で磨き残しも少なくなります。
2 食事が終わったらその都度、歯を磨きましょう
歯磨きは毎食後、間食後に行いましょう。そして、1日1回は必ず時間をとって(5~10分)丁寧に磨きましょう。それを毎日継続していくことが最も大切です。
3 手鏡で歯ブラシの当たっている位置を確認しながら磨いてください
毛先が歯と歯の間や、歯と歯茎の間にきちんと当たっているか、確認しながら磨いて下さい。
力を入れすぎず、やさしく、丁寧に歯ブラシを動かして下さい。力が強すぎると、歯が削れたり歯茎がさがって知覚過敏を引き起こしてしまいます。
4 歯を磨く順番を決め、毎回その順番で磨いてください
順番を決めないで歯を磨いていると、磨き残すところができてきます。
5 歯磨き粉のつけすぎに注意しましょう
歯磨き粉をたくさんつけて磨くとお口の中が泡だらけになって、上手く磨けていないのにスッキリした感覚のため、きれいに磨けたような気になってしまうので注意しましょう。歯磨き粉を使用する場合は、何もつけずに磨いた後、歯磨き粉を歯ブラシの毛の1/3程度つけて使用するようにしてください。
6 歯ブラシは月に1回、新しいものと交換してください
毛先が広がった歯ブラシでは、一生懸命みがいてもうまく磨けませんし、歯ぐきを傷つけてしまいます。一ヶ月に一回は歯ブラシを交換して下さい。
7 正しいブラッシングをお家で何回も練習してください
指導された方法で毎日、毎食後の習慣として歯磨きをがんばって下さい。はじめはうまくできなくても、毎日練習すると上手になります。また、時間とともに自己流になってしまうこともありますので何度でもお尋ね下さい。
歯周病の原因は歯垢(磨き残し)です。
歯磨きがきちんとできてさえいれば歯周病は予防できるのです。
薬も特別な治療もいりません。家で自分で治せる病気です。
正しい歯磨きを毎日継続していくことが最も効果的な治療法です。
おろそかにせず頑張りましょう。
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