フッ素の実験!
長い夏休みが始まりますね。
自由研究に、フッ素による予防効果を確認する実験はいかがでしょうか?
時間もかからず、簡単な実験ですよ( *´艸`)
(用意するもの)
①歯と同じような成分でできている卵の殻二つ
②フッ素配合の歯磨き粉
③カルシウムが酸に溶け出すのを確認したいため、酢。酸度4.5%くらいのもの
④卵の殻がすっぽりと入るくらいの、容器。(小さめの、おもちゃのバケツなど)
⑤大きめのスプーン
⑥油性マジック
⑦歯ブラシ
最初に卵の殻の一つに油性マジックで印を書きます。絵でもなんでもいいです。次にもう一つの殻に歯磨き粉をたっぷりとつけた歯ブラシをこすりつけます。フッ素をたっぷりつけた殻を3分ほど置いた後、軽く洗いながしてください。
これで準備は、OKです!(^^)!
それでは、実験開始です☆
⑴容器の中に、印をつけた何もしていない卵とフッ素をぬっておいた卵をいれ、その中に卵が沈むくらいまでの水をいれます。
⑵スプーンで一杯ずつ、酢を加えていきます。
たったこれだけの工程です(*^^)v
最初は変化がみられませんが、何杯か加えていくと、卵の表面に小さな泡が出始めます。卵の殻の硬さや、酸性度によって泡の立ち方はかわりますが、何もしてない殻のほうがたくさんの泡がでてきます。それに比べて、歯磨き粉を塗った方は泡の数が少ないのがわかります。
その違いがわかるまで、酢を加えて混ぜていきましょう。
結果
殻から出る泡は、カルシウム成分が酸に溶け出すことで出る泡です。
歯の表面のカルシウムも同じように、歯にくっついた食べ残しなどの汚れの中にいる細菌が作り出す酸に触れている状態が続くと溶け出して虫歯が発生します。
フッ素を塗った殻の方が、酸に溶けにくいことを確かめることができます。
卵の殻と同じようなカルシウム成分からできている歯の表面はフッ素入りの歯磨き粉で磨くことで虫歯の予防効果があることがわかりますね☆彡
« ブラッシング害 | スポーツ飲料と経口補水液 »