かかりつけ歯科医院をもちましょう
いよいよ二学期が始まりますが、夏休みの楽しい思い出はできましたか?
今年の夏は、暑さ以上にリオオリンピックが熱かったですね。日本オリンピック史上最多41個メダル獲得、さらに、日本オリンピック史上初の快挙も多くうまれ、テレビに釘付けになって観戦された方も多いのではないでしょうか。私も5歳になる息子と「ガンバレ!ガンバレ!」とテレビの前で声援を送っていました。一緒に応援した競技で見事金メダルを獲得したときには、大変興奮しました。楽しい夏の思い出の一つです。
今回は、かかりつけ歯科医院についてお話しさせていただきます。
皆さんは「かかりつけ歯科医院」がありますか?
毎回異なる歯科医院を受診するのではなく、同じ歯科医院を定期的に受診すれば、お口の小さな変化に気付くことができ、永い間のカルテや記録を持っていますので、的確な治療に結び付きます。歯並びにも個人差があるように、歯石の付き方、たまり方、虫歯のなり方にも違いがあり、長期的に患者さんをみていくことでその方の傾向も見えてきます。
特に歯周病は、自覚症状があまりないまま進行し、気付いた時には深刻な状態になっていることが多いのです。生活習慣によって歯周病にかかりやすくなったり、治療しても治りにくくなったりすることがあります。かかりつけ医院では、治療から歯磨き指導、生活指導まで、いろいろと相談にのります。
また、お子様も年に二度の、学校で行う歯科健診だけでは、不十分です。お子様から、おじいさん、おばあさん、ご家族皆さんで受診できる歯科医院をお勧めします。本人のみならず、家族もみてもらうことで、生活環境も十分に理解され、予防や治療方針に生かすことができます。
脳梗塞、心臓病、糖尿病、早産、肺炎など、お口の中の病気が全身に及ぼす影響があると言われています。お口の中の病気も早期発見、早期治療が重要ですね。また虫歯や歯周病は予防が可能です。
かかりつけ歯科医院をみつけ、定期的に歯科受診をしましょう。
かかりつけ歯科医院を選ぶポイント(協会けんぽ 健康サポート)
- 通いやすい場所にある
- 治療法についてきちんと説明してくれる
- 必要に応じて適切な医療機関を紹介してくれる
- 予防のための指導やアドバイスをしてくれる
当院では、患者さんと一生お付き合いしていけるような歯科医院を目指しています。お口の中のこと、気になることがあればいつでも気軽にご相談下さい。
先生をはじめスタッフ一同、お待ちしております。
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