赤ちゃんの歯の生え始めに知っておきたいこと

親が常に気を配ってあげることが赤ちゃんの健やかな成長、さらに生涯にわたって口内の健康につながります。

赤ちゃんの歯は生後３～９カ月くらいに生え始めます。個人差もあるので多少前後してもまったく問題ありません。

赤ちゃんの身体は成長が著しく大きくなるのはもちろん運動機能も発達し、なんでもやりたがる心の成長もみられるでしょう。そういった成長を、もはや母乳だけでは支えきれないため、生え始めた歯を健やかに保ち、しっかりと離乳食で栄養をとらなくてはなりません。乳歯に何らかのトラブルが出てしまっては栄養摂取が十分にできず、成長にも悪影響がでてしまいます。

｛家庭でのケア｝

生後１０カ月前後まで・・・この時期の赤ちゃんの食事は主に母乳です。そのため清潔なガーゼで拭き取る程度で十分です。ただ、粉ミルクを飲ませている場合は乳糖以外の糖分も含まれていることもあるので、より念入りに拭き取るようにしましょう。

生後１０カ月前後から・・・生後１０カ月を過ぎると離乳食を口にする機会も格段にふえます。赤ちゃん用の歯ブラシで丁寧に磨くようにしましょう。だんだん慣らしていくことが大切です。

乳歯が生えそろったら（２歳頃）・・・この頃から子ども用歯磨き粉や歯磨きジェルを使用しましょう。嫌がるようなら無理につける必要はありません。歯ブラシでしっかり磨くことが一番大事です。

どの時期にも共通することは、きれいに磨いているつもりでも虫歯ができてしまうことがあります。それは歯と歯の間の磨き残しが原因である可能性が高いです。歯医者さんやドラッグストアで販売されているデンタルフロスは歯と歯の間にたまった細菌をきれいにする助けとなるアイテムなので歯ブラシとあわせて使ってみてください。フロスの使用方法、仕上げ磨きのコツ☆おやつの摂取方法など、かかりつけの歯科医院で遠慮なく相談してみてください(*^-^*)