子どもの口臭が気になる
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子どもの口臭が気になる
2017年08月01日(火)3:13 PM
今日から8月ですね。玄関先のアサガオを目にしたり、セミの鳴き声や、どこからともなく聞こえてくる花火の音など、夏真っ盛りですね。
当院でも朝から、元気なお子さんの声で活気ある毎日です(*^_^*)
最近、子どもの口臭に悩むお母さんの声を耳にします。
その時の体調や口内の環境、精神状態によって変わり、口の中の唾液が少なくなって細菌が繁殖するのが一番の原因といわれています。
人のお口の中って暖かくて湿っていますよね。細菌にとっても居心地が良いらしく、ものすごい数の細菌が住み着いているんです。
そのおびただしい数の細菌は唾液でサラサラと潤っているお口よりも、乾いてカラカラになってるお口の中が大好き!
活発に活動し、どんどん繁殖する時に臭い臭いガスを発生させ、それが口臭となるのです。
細菌は抗菌、殺菌作用のある唾液が苦手なのです。でも、唾液の量が減って乾燥すると、抗菌、殺菌作用も減ってしまうのです。
(緊張やストレスからでるネバネバの唾液には臭いがあるといわれています)
日中、唾液は食事や会話などの刺激を受けることによって分泌されますが、寝ている間は刺激がないので、唾液の量が激減し乾燥気味になります。
この状態で子ども達に多くみられるのは、口呼吸が癖になっていて口が開きっぱなしで寝ていたり、何かの原因で鼻が詰まり口呼吸しかできない状態で寝ているなど・・・
と、口の中が乾燥して唾液に邪魔されない細菌達は大繁殖
( ゚Д゚)・・・悪臭ガスも大量発生・・・
まず朝起きて出来る簡単なことは、うがいと水分補給です。うがいをして、コップ一杯のお水を飲みましょう。
体に取り込む水分量によって唾液の量も変わってきます。
*臭いの原因が虫歯や歯茎の病気の場合は期待はできません
口臭予防に効果的なことは
①唾液の分泌量を増やすために、こまめな水分補給
②寝る前の歯磨きをしっかりしてお口の中の環境を整える
③鼻呼吸を心がける
鼻呼吸のトレーニングもありますので、スタッフに相談してください。
いかがでしたか?口臭は大人だけのものではありませんね。