悪阻について
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悪阻について

2017年08月31日(木)11:46 AM
こんにちは。まだまだ暑い日が続きますね。学生の皆さん、宿題は終わりましたか?長かった夏休みも終わってしまいましたね。 私は、現在第2子妊娠中で安定期に入り、つわりも落ち着いてきました。今日は、妊婦さんがむし歯になりやすい理由についてお話しますね(^^♪ 昔から「一子を生むと一歯を失う」と言われてきました。出産を経験すると女性の歯は悪くなるという言い伝えです。これは本当のことなのでしょうか?五つ子のお母さんは一度に5本の歯を失ってしまいますね。そんなことが起きたら大変ですね。 妊娠している約10カ月の間は、つわり(悪阻)で歯を磨くと気持ち悪くなったり、体がだるく感じて歯を磨くことが苦になったり、食べ物の嗜好が変化したり、ついつい間食にお菓子を食べてみたりとお口の中が汚れてむし歯や歯周炎が起こりやすい状況になっています。 つわりがある時には、歯みがきをすることがつらく、特に奥歯は磨きにくくなります。このような時には、においの強い歯磨き粉を使用するのを避けたり、小さめの歯ブラシに変えるなどして、顔を前傾させて前にかきだすように磨くと吐き気をもよおすことがなくなり歯磨きができる場合がります。つわりがひどく、歯みがきできない時は、補助として積極的に洗口液やうがい薬を使ってみましょう。 妊娠中には、唾液の流れや量が変化し、口臭が増大することがあります。唾液分泌量が抑制される原因として考えられることは、女性ホルモンとの関わりがあります。唾液には、消化を助けるという役割の他にも、お口の中を清掃しむし歯や歯周炎に関係する最近の増加を抑制するなどといった役割を果たしています。唾液の分泌が抑制されると歯に付着するプラーク(歯垢)や口の中の細菌が増加し不潔になってしまいます。キシリトール入りのガムを時々噛むようにすると、唾液の分泌を促進できます。その際には、キシリトール含有量が少ないガムは水あめや不純物が多いためかえってむし歯を増加させてしまうので注意しましょう!


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