ひな人形
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ひな人形

2018年03月06日(火)7:25 PM
3月3日はひな祭り!ということで当院でも入口にお内裏様とお雛様を飾っておりました。 小さいお子さんからは『3人官女はいないのー?』なんて質問がとんできたりしたので、 『お家で飾っているの?』と聞いてみると、『3人官女はいるよ!5人囃子はいないけどね!』と楽しそうに教えてくれました。お歌に出てくるからよく知っているそうです。微笑ましいですね。 最近ではリカちゃん人形やディズニーのお雛様などキャラクターものがあったり、右大臣・左大臣・仕丁などがいない小規模のものがあったり様々です。 そんなひな人形ですが、大変なのが片付けですねよ。私の家では、祖母の家にひな人形だけをだして机に並べていましたがひな壇と道具も一緒に飾っていたら片付けに2時間はかかっただろうなと思います。 【早く片付けないと嫁に行き遅れる!】なんて言われたりしますよね。なぜそのように言われるようになったのでしょうか?いろんな説があったので少しご紹介します。 ①厄払い説 ひな祭りは、古代中国の厄払い行事である「上巳の節句」「人形(ひとがた)に穢れをうつして流す風習」「小さな人形をつかった雛遊び」などが混ざって成立したものだとされています。 現在でも流し雛をする地域がありますが(もちろん、あの豪華な雛人形ではなく、藁や紙でできた雛人形です)雛人形にその子の厄や災いを移すという考えから、いつまでも身近におかず、早く片付けて災いを遠ざけたほうが良いと考えられたそうです。 ②しつけ説 「片付けを後まわしにするような女の子は、きちんとした女性になれず、いいお嫁さんにもなれませんよ!」という教育的観念から言われるようになったといいます。そこで「お雛さまを早く片付けないと嫁に行き遅れますよ」と言ってしつけをしたそうです。 ③結婚象徴説 早く飾り出すと「早く嫁に出す」早くしまうほど「早く片付く(嫁に行く)」とも言われていますよね。雛人形は婚礼の様子を表しているので、飾る時期を娘の結婚になぞらえているそうです。   いろいろな説がありますがすぐにしまえない場合もありますよね!特に雨の日はカビの原因にもなりますから避けたほうがいいでしょう。また、旧暦でひな祭りを祝う地方や、旧暦3月3日まで飾っておくなんて地方もあります。そんなときは、お雛様を後ろ向きにして飾り「お帰りになった」「眠っていらっしゃる」と解釈する方法もあるそうです。 もちろん気にせず飾っておく方もいるでしょうが晴れた日にパパっと片付けるのも清々しいのでみなさんもお早めに片付けてみてはいかがでしょうか?(*^^)v


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