乳酸菌でむし歯・歯周病予防
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乳酸菌でむし歯・歯周病予防
2018年05月22日(火)7:21 PM
こんにちは、先日テレビをみていたら乳酸菌で虫歯や歯周病の予防ができるという話題がでていたので、私も気になり調べてみたので今回はそのことについて紹介します。
“バクテリアセラピー”というスウェーデンの虫歯・歯周病の予防方法のようです。
スウェーデンは歯科予防の先進国として知られていますね
「バクテリア」とは細菌のことです、細菌を使った予防と治療ということです
おなかの調子を整えるためにヨーグルト(乳酸菌)を食べるのと同じことのようです
細菌といっても全ての細菌が有害なわけではなく、健康に良い細菌を善玉菌、逆に悪い菌を悪玉菌と呼んでいます。
なのでヨーグルトと同じように、口腔内の善玉菌を増やして虫歯菌や歯周病菌を減らすということが口腔内でのバクテリアセラピーです。
では、虫歯・歯周病に対するバクテリアセラピーにはどのような善玉菌が効果的なのでしょうか?
胃腸に良いと言われている乳酸菌のビフィズス菌の一部は虫歯の原因になります。
虫歯・歯周病に効果的な善玉菌は、
◎L.ロイテリ菌(ラクトバチルス・ロイテリ菌)
L.ロイテリ菌はロイテリンという物質をつくりだす働きを持っていて、ロイテリンには虫歯菌や歯周病菌を抑制する作用があります、またプラーク分解作用も知られていています
サプリメントやヨーグルトの商品があります
◎乳酸菌Tl2711(乳酸菌LS1)
歯周病菌のP.gingivalisという菌に対して殺菌作用が確認されました
サプリメントやタブレットの商品があります
◎L8020乳酸菌(ラクトバチルスラムノーザスKO3株)
口腔内のpHを整える歯の表面を溶けにくくしてくれます
ヨーグルトやサプリメント、マウスウォッシュなどの商品があります
タブレットなど取り入れやすいものあるのでお子さんのおやつにプラスしてみてもいいですね。
乳酸菌といってもたくさんの種類があります。どの乳酸菌でもいいわけではないので買う場合や使用する場合はよく成分表示を確かめてください。糖分を含んだものもあるので注意してください!