今流行のタバコって⁈着色は⁈
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今流行のタバコって⁈着色は⁈
2018年06月19日(火)5:40 PM
最近よく、アイコスなどの加熱式タバコでも着色しますか?と聞かれることが度々あります。
そもそも加熱式たばことは?調べてみました。
加熱式タバコは、従来の紙巻タバコのようにタバコの葉に直接火をつけるのではなく、タバコの葉に熱を加えてニコチンを発生させる方式のたばこです。燃やさないから煙は出ず、代わりにタバコの葉に含ませたグリセリン類によって蒸気を発生させて煙の代替とする。
したがって、ものを燃やす時に発生するタールの量が9割以上減り人体の悪影響が低減できるのが特徴のようです。
なんとなく、体によくないイメージのあるタールですが、タールとはタバコに含まれるニコチン以外の有害物質の総称を指すようです。
歯がタバコで黄ばむのは、粘着性の強いタールが原因だといわれているので結果、歯は黄ばみにくいといわれています。
即ち、ヤニ汚れは劇的に少なくなるといわれています。
ヤニがついたザラザラした歯面には、歯周病の病巣ともいわれる歯垢(プラーク)が付着しやすくなります。ですから、その分お口にとっても悪い影響は少なくなるとも言えなくもありません。
・・・がしかし( ゚Д゚)
ニコチンは従来通り、含有します。ニコチンは血管を収縮させる作用があり歯茎への血流を悪くします。歯茎の血流が悪くなると栄養が行き渡らなくなり、歯周ポケットの中で炎症を起こしやすくなったり、身体の免疫力の低下により歯周病を悪化する原因ともなります。
つまり、タールがなくなって着色は防げても、歯周病を悪化させる要因を取り除いたとは決して言えないということです!!!
「お口の病気は万病のもと」といわれるくらい、お口の中が不健全であればあらゆる病気の発生の可能性が高くなります。ですから歯科医院としては第一にはやはり禁煙することが望ましいですね。 « 定期検診は長い目でみるとお得? | 上唇小帯について »