仕上げ磨きはいつまで?
先日こどもの日がありましたね?お祝いはしましたか??こどもの日は子供たちみんなが元気に育ち大きくなったことをお祝いする、そしてお母さんに感謝をする日です?こどもたちの成長は速く、どんどん色々なことができるようになっていきますね!歯磨きも大きくなるにつれ上手になっていきますが、仕上げ磨きはとても大切です?
仕上げ磨きには
「子供だけでは落としきれない汚れを落とす」
「トラブルを早期発見できる」
「虫歯予防ができる」
「歯磨きの習慣が身につく」
など様々なメリットがあります✨このようなメリットを手にするためには正しく仕上げ磨きをすることが必要です。正しく無理なくお子さんのお口の健康を守りましょう!
【仕上げ磨きの始まりと終わり】
乳歯が生えてくる6~8カ月頃がスタートのタイミングといわれいています。初めの時期は歯ブラシに慣れてもらうことが大切です!嫌がるようでしたらガーゼや綿棒などでお口に物が入ることに慣れさせましょう。
1歳ころまではだっこ磨き(おっぱいをあげるときの体勢)で仕上げ磨きをしましょう!歯が生えてくる前から歯ブラシに慣れさせる準備をしておくのも大切です?いきなり口に入れずに手→おでこ→頬→唇など少しずつお口に近づけていく、音楽や歌と一緒に、など日頃から触れられることに慣れていたり楽しいことだと認識していたりすると比較的嫌がらなくなります?✨
奥歯が生えてくる1歳半頃までには歯磨き習慣が身につくことが目標です?1歳からは寝かせ磨きが良いです。正座をして(膝を少し開いて)膝の上に頭をのせて歯磨きしてあげましょう。6歳頃までは毎日仕上げ磨きをしてあげるといいです!!
6歳からは本人が歯磨きをマスターしていきます。上手になれば仕上げ磨きの回数を減らしてもいいですが、12歳までは仕上げ磨きをしてあげるのが良いです。12歳まで?!と思われがちですが乳歯と永久歯が混在する時期はとても磨きにくく汚れがたまりやすいのです?届きにくいところ、磨き残しがあるところはチェックしてあげましょう⭐️
【仕上げ磨きの方法】
・歯ブラシは鉛筆をもつときと同じ持ち方をしましょう。軽い力で磨けます。
・歯ブラシを歯と垂直になるようにあてましょう。歯と歯茎の境目は磨き残しやすいです。特に気をつけて磨きましょう。
・上の前歯を磨くときは上唇小帯(唇と歯茎をつなぐ筋)を歯ブラシで傷つけないように人差し指で抑えて磨いてあげましょう。
・奥歯は大きなお口を開けると頬が広がりにくく磨きにくいので、小さくあけて緩ませると磨きやすいです。下の奥歯の舌側は「アー」と声に出してもらいましょう。舌が下がり磨きやすくなります。
仕上げ磨きのポイントは「素早く安全に」です!!
楽しい雰囲気を作り、磨いた後はたくさんほめてあげましょう?毎日時間を決めて行い、習慣化することも大切です。歯垢の増殖は24時間のリズムですのでお子さんの体調が悪かったり、疲れていたりするときは無理にさせなくても大丈夫です。無理せず習慣化していきましょう?✨