最近、

『かたい物が食べにくい』『汁物でむせる』『口の乾燥が気になる』『薬が飲み込みにくい』『話すときに舌が引っかかる』『口臭が気になる』『食事にかかる時間が長くなった』『食べこぼしがある』『食後に口の中に食べ物が残りやすい』『自分の歯または入れ歯で左右の奥歯をしっかり嚙みしめれない』

こんな症状ありませんか？それは“オーラルフレイル”の状態によるものかもしれません?❕

オーラルフレイルとは、「オーラル＝口」の「フレイル＝虚弱」という意味で、口腔機能の軽微な低下や食の偏りなどの口の衰えのことです。オーラルフレイルは身体の衰えと大きく関わっています。お口の機能が衰え、食べることや話すことがうまくいかなくなると、栄養が偏ったり、人と関わることがおっくうになったりします。すると、次第に社会とのつながりが薄れ、体の筋力も衰えていき、少しずつ身体の衰えへとつながっていきます。

オーラルフレイルの根本的な原因は“加齢”と言われていますが、口の周りの筋肉を鍛えることで健康な状態に戻すことも予防することもできます。『年だから・・・』『もう仕方がない・・・』と諦めないことが重要です。加齢によって生じる身体的、社会的機能の低下に対して適切な対処を行わないことがオーラルフレイルの大きな原因なのです。

歯周病やむし歯による残存歯の減少によって引き起こされるため、定期的に歯科検診を受けることが大切と考えられています??高齢者は唾液分泌量が低下するため、口の中の衛生状態が悪化しやすく、若い世代に比べて歯周病やむし歯を引き起こしやすいのが特徴です。また歯周病の悪化により抜歯が必要になるほど重症化するまで発症に気づかないケースも少なくありません。気になる症状がない場合であったとしても、3～6か月に一度は定期的に歯科検診を受けて口の中の状態をチェックするようにしましょう?✨?

検診の際は些細なことかな？と感じても遠慮せず、気軽に相談してくださいね☺