動物の歯
こんにちは
今日はいろんな動物の歯を紹介します。
そもそも歯は何のためにあるのでしょう?
人間は食べ物を食べる為、お話をする為、顔の形を整える為に歯がありますが動物も同じなのでしょうか?
動物の歯は獲物を捕まえる為、食べ物を食いちぎったり砕く為、攻撃したりして身を守る武器としても働きます。
このように人間と動物では歯の役割がそれぞれ違いますが、どちらも生きていく上で歯はとても重要なものでもあります。
さて、動物の歯の話に戻りましょう!!
歯にはいろんな種類があります。
同形歯性 :同じ形をした歯がならんでいる ⇒ イルカ、ワニなど
異形歯性 :大きさや形のちがう歯がならんでいる ⇒ 人、犬をはじめ多くの動物
中には歯がない動物もいます。
全然ない動物 ⇒ トリ、アリクイ、カメなど
一部ない動物 ⇒ カエル、ウシ、キリン、コイなど
イヌ
イヌはもともと肉食なので,異形歯性の歯の特徴がよくでています。
上あご ⇒ 切歯3、犬歯1、前臼歯4、後臼歯2
下あご ⇒ 切歯3、犬歯1、前臼歯4、後臼歯3
左右あわせると合計42本の歯をもっています。イヌを飼っている人は数えてみてください!!
ただし咬まれないように注意してね(;^ω^)
イヌは歯周病にはなりやすいけど、むし歯にはならないんですよ。
ネコ・トラ・ライオン
ネコは肉食動物ですが、イヌよりも歯が少ないです。
上あご ⇒ 切歯3、犬歯1、前臼歯3、後臼歯1
下あご ⇒ 切歯3、犬歯1、前臼歯2、後臼歯1
合計30本です。
大きさは違いますがトラやライオンも同じ歯を持っています。
ウシ・ヤギ・キリン
上あご ⇒ 切歯も犬歯もなくて前臼歯と後臼歯がそれぞれ3本
下あご ⇒ 切歯3、犬歯1、前臼歯3、後臼歯3
犬歯は切歯とおなじシャベル状をしているので、切歯が4本あるようにみえます。
草をすりつぶして食べると歯がすり減るので、上あごも下あごも臼歯は年をとるまでのび続けます。
動物によって歯の数、特徴、役割がそれぞれ違うんですね!!
みなさんも興味のある動物の歯を調べてみてはいかがですか?