歯に関することわざ
☆ 歯に関することわざ ☆
~歯に衣着せぬ~
読み ☆ はにきぬきせぬ
意味 ☆ 歯に衣着せぬとは、相手に遠慮なく素直に思った事を言うことのたとえです。
注釈 ☆ 「衣」とは、衣服・着物のこと。 袴に対して、上半身に着るものをいう。
言葉を飾らないで、ずけずけ物を言うこと。
注意 ☆ 「衣」を「絹」と書くのは誤り
また「ころも」と読むのは誤り
英語 ☆ To give one his ows (ずばり本当の事をいう)
Call a spade a spade (鋤を鋤と呼ぶ「あからさまに言う」)
対語 ☆ <奥歯に衣着せる>
~奥歯に衣着せる~
読み ☆ おおくばにきぬきせる
意味 ☆ 思ったことを素直に言わず、遠回しに思わせぶりな言い方をすること。
注釈 ☆ 「衣」は着物・衣類のこと。 奥歯に衣をかぶせたり、何かが詰まったりすれば、発音が
不明瞭になることから、物事をはっきり言わずに何か隠しているような言い方をすること。
「奥歯に衣を着せる」ともいう。 類語として「奥歯に物が挟まる」
~奥歯に物が挟まる~
意味 ☆ 思ったことをそのまま言わず、何か隠しているような言い方をすること。
注釈 ☆ 奥歯の間に物が挟まれば発音も不明瞭になることから、はっきりとは言わないで
何か隠しているような言い方をすること。
注意 ☆ 「奥歯に物が引っかかる」というのは誤り。
~目には目を歯には歯を~
意味 ☆ 相手にやられたら、同じように仕返しをすること。
古代バビロニアの「ハンムラビ法典」や 「旧約聖書」にある。
注釈 ☆ 自分が受けた被害と同じことをして復讐すること。
目を傷つけられたら相手の目を傷つけ、
歯を折られたら相手の歯を折るということからきているようです。
現代でいうならば、半沢直樹の<やられたら、倍返しだ!!>というところでしょうか!?
しかし、新約聖書になると、「左の頬を打たれたら、右の頬を差し出しなさい」と、
イエスが復讐を戒める言葉を説くようになりました。
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