お正月の歯の行事
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お正月の歯の行事
2015年01月06日(火)2:38 PM
明けましておめでとうございます
本年もよろしくお願い致します
新しい年になり、当院も5日から通常通り診療をしております。
皆さんどのようなお正月を過ごしましたか?
お正月と言えば、平安時代の日本では“歯固め”の儀式というものがあり、元日に固い食物を食べて歯の根を固め、長寿を祈っていたそうです。くり、かや、大根、串柿、かぶ、するめ、昆布など、地方によってさまざまですが、平安時代は、「歯固めの具」として大根や獣肉などを口にしてきたそうです。昔から、歯の健康が長寿に結びつくことが知られていたのですね。
この「歯固め」は、赤ちゃんの歯が生える前に、歯茎を丈夫にするためにしゃぶる道具のこともさします。歯が生え始める時は、歯茎がむずがゆく感じ、そのために機嫌が不安定になるとも言われています。欧米には「teething pain」という言葉もあり、夜泣きやぐずりの原因として、常識的に語られているそうです。赤ちゃんが今までにない状況でグズグズしたり、夜泣きをしたりするようになったら、もしかするとこのムズムズが原因かもしれませんね。歯固めを使い、少しでもむずがゆさを軽減出来たらいいのではないでしょうか。
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