正しい舌の位置④
正しい舌の位置って??その④
3回にわたって舌の正しい位置を身につける方法をお伝えしてきました。
今回は最終回です。今まで行ってきた練習の総仕上げになります。
レッスン3
①オープン&クローズ(舌を持ち上げる力を強くする)
舌を上あごに吸いつけたまま、口を大きく開けたり、噛んだりを繰り返します。
かんだときは唇をあけたままにしましょう。このとき、舌の先が動かないように注意してください。
②トラップウォーター(正しい飲み込み方を覚える)
ストローでコップの水を少量吸い、舌を上あごに吸い上げます。舌と上あごの間に水をためて口を大きく開けましょう。
次に奥歯を噛んで飲み込みましょう。このとき、水がこぼれないように舌をしっかり吸い上げてください。
水を喉の奥の方へ送り込むようにして飲んでみてください。慣れてきたら唇を閉じて飲んでみましょう。
③タングドラッグ(舌の位置をよくする)
舌を上あごに吸い上げて、奥歯を噛み、口を閉じたまま舌全体を後ろにゆっくりとずらしていきます。このとき、舌を丸めずにずらしていくことが大切です。
④サッキングスワロー(舌の横の部分の動きをよくする)
舌を上あごにつけて奥歯を噛みしめます。スプレーで水を入れ、舌の奥の方に水を集めます。そのまま「いー」と唇を開いて舌の横の部分を使って音を立てて飲み込みます。このとき、舌の先を動かさないことが大切です。音を立てたり、飲み込んだりするとき、舌が歯の間から見えないようにしましょう。
⑤ポスチャー(舌をいつも上あごにつけておく)
舌の先をスポットにつけ、ストローを20分間噛みます。 このとき、唇は閉じた状態のままにしましょう。最終的には、舌の先をスポットにつけて眠り、朝起きても舌の先がスポットについた状態になるように頑張りましょう。
これらの運動を1日2回、できればそれ以上練習をして舌の位置を定着させていきましょう。大切なのは毎日続けることです。たとえばテレビを見ている時など、ふとした瞬間にどれかひとつやってみるでもいいので、無理せず続けていくことが大事です。慣れてきたらだんだん回数や秒数を増やしてみてください。最終的には、意識しなくても舌を正しい位置に持っていけるようになるよう、日頃から意識して舌をスポットにつけておきましょう。だんだん意識しなくても舌を正しい位置に置けるようになるはずです。根気よく続けてみてください。
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