歯周病と糖尿病は関係があるの?
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歯周病と糖尿病は関係があるの?

2015年11月02日(月)7:05 PM

~歯周病とは~

歯周病は、歯と歯肉のすき間の歯周ポケットが深くなり、歯肉や歯の土台となる歯槽骨などの歯周組織に炎症が起きる慢性疾患です。

 

歯周病の症状には、

・歯肉からの出血や痛み

・歯肉の腫れ

・歯が浮いた感じがする

・歯と歯の間に隙間ができ、食べ物がよくはさまる

・朝起きた時に口の中がネバネバする

・歯がのびてきた

・歯並びが変わってきた

・歯肉を押すと膿が出る

・硬い食べ物が噛みにくくなった

などがあり、1つでも当てはまるものがあれば、歯周病の疑いがあります。

 

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~歯周病と糖尿病の関係~

歯周病は糖尿病と深い関係があることから、糖尿病の合併症の1つともいわれています。

高血糖が続くと、免疫能が低下し、歯周病が発症しやすくなり、進行・悪化が早くなります。

糖尿病の人が歯周病にかかると、歯周病の進行・悪化により歯の動揺・喪失が起こり、噛む力が低下していきます。

それに伴い、食事内容も変わってしまい、食事療法がうまくいかずに糖尿病の更なる悪化につながります。

 

 

~歯医者ではどういったことをするの?~

1.歯周病の検査

レントゲン撮影や歯周ポケットの深さを測ることで歯周病がどの程度進んでいるか検査を行います。

 

2.歯周病の治療

歯周ポケット内の歯石を取ったり、レーザーを照射することで歯周病菌を減少させ、歯肉や歯周組織の炎症を抑える治療を行います。

 

3.セルフケアの支援

個人にあったブラッシング方法やデンタルフロス、歯間ブラシの使い方をお伝えします。

 

4.定期的な支援

半年に1回定期健診のお知らせをお送りします。

それを目安にご来院して頂き、歯周病が進行・悪化しないように検査をしたり、歯石除去・機械的歯面清掃などの歯のクリーニング、歯肉のマッサージ等を行います。

 

 

歯周病を進行・悪化させずに丈夫できれいな歯を保つためには、日々のお手入れが特に重要になってきます。

1日に1回は時間をかけて歯を磨く習慣を作り、お口の中を清潔に保つように心がけていきましょう!

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