歯にいい食べもの
皆さんは、歯にいい食べものを知っていますか?本日は、健康な歯をキープしていくために、おすすめの食べ物についてお話します!
‣オレンジ・みかんなどの柑橘系
オレンジやみかんにはビタミンCが豊富で風邪予防にはもちろん、歯にとってもよいとされています。なんと!ビタミンCが足りていないと歯茎から出血することがあります。つまり、歯茎を健康的な状態で維持していくためには、ビタミンCを適度に摂ることが大切になります。ただし、ビタミンCを摂る時には、食べ過ぎないように注意しましょう。シトラス系の食べ物は歯のエナメル質をやわらかくしてしまうので、目安としては1日に1回程度がいいとされています。
‣さくらんぼ
さくらんぼにはフッ素が多く含まれています。フッ素は、歯の一番外側のレイヤーを強く、硬くしてくれます。そして、外のレイヤーが良くなればなるほど、プラークが付きにくくなり、むし歯になりにくくなります。
‣魚類・きのこ類
魚類やきのこ類に多く含まれているビタミンDは、カルシウムなど歯に必要な物を消化しやすくしてくれます。ビタミンDにより、カルシウムが体に吸収しやすくなります。
‣サラダ・セロリ・カリフラワー
サラダ・セロリ・カリフラワーなどの野菜は、よく噛むことにより唾液が出やすくなり、歯を守る状態をつくってくれます。また、サラダは噛むときに歯の表面をきれいにしてくれるのでおすすめです。
‣リンゴ
海外には「1日1個のりんごは医者知らず」ということわざがあります。なぜ、リンゴが歯にいいかというと、歯の表面をきれいにしながら、ばい菌やプラークなどの付着を軽減してくれます。さらに、噛むほどに唾液が出やすくなります。そのことから、海外の歯ブラシのCMなどでは、りんごが登場する頻度が多いそうです。
逆に、歯に悪いものは炭酸飲料です。炭酸飲料は、歯を溶かしてしまいます。歯のレイヤーがやわらかくなり、ばい菌が入りやすくなってしまうので、できるだけ飲み過ぎないように注意して下さい。
むし歯予防のためには、歯にいい食べものを摂ることを心がけながら、デンタルフロスも併せて使っていただくことをおすすめします。歯と歯茎の健康のためには、歯間ブラシや歯ブラシはもちろん、普段から何を食べるかということも意識してみてはいかがでしょうか(^^♪
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