中心結節とは?
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中心結節とは?
2017年03月24日(金)7:33 PM
あまり聞き慣れない言葉かもしれませんが、歯の噛む面の真ん中あたりがトゲのような突起ができたり、デベソのような形になる事です。下の永久歯の真ん中の歯から数えて5番目の小臼歯といわれる所によくみられます。
痛みがあるわけでもなく、仕上げ磨きを終えた頃に生えてくる歯なので気付かないことも多いかと思います。
中心結節の問題は、折れてしまうかもしれない事です。
折れても、無症状のこともあります。少ししみる程度で時間が経てば歯が自然に空洞を塞ぎ治っていく場合もあります。
しかし、時には折れてから眠れないほど痛むことがあります。これは、折れた所から神経が感染をおこした状態です。突起の部分まで神経が伸びていることが多いんです。
それでは、見つけた時にはどうすればいいのでしょう?
一つは、折れないように補強する方法です。突起の周り部分をプラスチックで埋めます。
二つ目は、突起を少しずつ削って丸めていきます。削って刺激がくわわった神経は、逃げていってくれます。一気には出来ないので検診の度に少しずつです。
どちらの方がいいというわけでもなく、ケースによって推奨する治療は異なります。何もせず、様子を見る場合もあります。両方の方法を併用する場合もあります。
結節の発見はとにもかくにも早いほうが良いのは間違いありません(*^_^*)
定期検診を欠かさず歯科医の診断を受けるようにしましょう。月並みですが、これが一番大事ですね。
年度末で慌ただしくお過ごしの方も多いかと思いますが、少しずつ春の温かい風も感じることも多くなり桜の開花も待ち遠しいですね?