イヤイヤ期の歯磨き
イヤイヤ期=魔の2歳児です。何でも「イヤ!」という時期があります。
「おはよう」と声をかければ「イヤ」とかえってくる、こんな調子です。もう何もかもが嫌で、何をするにも時間がかかってしまいます。でもこれって、成長の証であり、自我の芽生えなんですよね。子どもの成長だと思い受け止めたいところですが、毎回我が子と歯磨きの格闘では、お母さんも子どももまいってしまいますよね。今回は、こんな時期の歯磨きを上手に乗り越えられるコツをテレビで放送していましたので、ご紹介させていただきます。
歯磨きのPoint
①全部の歯を磨こうとしないこと (時間がかかり嫌になってしまう)
②ササッと一本だけでも磨いて、褒める (一回歯磨きの成功体験をつくる)
またお口を開いたら、ササッと磨き、褒める
③出来る範囲でOK
しっかり磨けていなくても、まずは歯磨きが楽しいと思ってもらうことを目指しましょう
④その日、その時の子どもの気分に合わせてあげることが大切
イヤイヤ期の子どもに大切なのは、歯磨きが出来たという達成感です。少しでも自分で磨けたときや、おとなしく仕上げ磨きをさせてくれたときは、しっかり褒めて子どもに達成感を与えてあげましょう。
〈子どもをその気にさせるアイデア〉
・ぬいぐるみを使って、子どもに仕上げ磨きをさせる
・仕上げ磨きの時に、子どもに鏡を持たせる
・歯の絵本で歯磨きの意味を伝える
・歌やお話しをしながら、楽しい雰囲気をつくる
・子どもの好きな遊びやキャラクターを活用する
嫌がるからといって、そこで仕上げ磨きをやめてしまっては絶対に駄目です!イヤイヤ期は、必ず終わりがきます。お子さんの「できた!」をいっぱいつくって、いっぱい褒めて、抱きしめてあげて下さいね。根気と体力がいりますが、色々な方法を試してお子さんに合った方法を見つけて下さい。また、糸ようじも大切ですので、合わせて毎日行いましょう。