上唇小帯について
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上唇小帯について
2018年07月09日(月)7:39 PM
こんにちは。7月になり、本格的に暑くなってきましたね。温度が高くなってきたので、水分補給をこまめに摂るように しましょう!(^^)
今日は上唇小帯について説明していきます。 子供さんを歯科検診につれていくと、上唇小帯が太い、長いと 言われ心配になってきますよね。上唇小帯とは前歯の中央にあるスジのことです。この上唇小帯は子どもの時には太いのがふつうで、年齢と共に徐々に細く短くなってくるものなのです。上唇小帯が永久歯が生えてきても太いまま残っていると起こる影響について 説明していきます。
上唇小帯が太いことによって起こること
●前歯に隙間ができる。
永久歯の前歯の歯と歯の間に入り込んだ上唇小帯が、前歯に隙間を作ってしまいます。前歯がすきっ歯の状態になり歯並びを悪くします。全ての上唇小帯がそのようになるのではなく太く残っていても隙間を作らない場合もあります。
●歯茎が腫れやすい。
上唇小帯があることによって歯と歯茎の間に隙間ができ、細菌が溜まりやすくなります。その結果、歯茎が赤くなり、特に風邪をひいたり、熱を出した時など腫れることがあります。
●歯みがきがしにくい。
特に低年齢のお子さんは上唇小帯がやわらかいために、歯ブラシが当たると痛がって、仕上げ磨きを嫌がってしまいます。
上唇小帯上唇小帯は切除するしかないのでしょうか?
判断する時期は前歯の永久歯が出てくる7歳前後です。なので定期的に歯医者さんに連れて行って経過を観察することが
とても大事になってきます。上唇小帯が太いままだと、永久歯の生えてくるを邪魔したり、永久歯の前歯の歯と歯の間に隙間を
作ったりするようであれば切除したほうがいいです。この時期に切除することによって自然に歯並びが改善することがあります。
一度子どもさんのお口の中を見て頂いて、ご質問・不安に思うことがあるようでしたら当院スタッフまでお声かけくださいね(^^♪