虫歯予防にはもちろん歯磨きをすることが大切ですね。頑張ってちゃんと歯磨き、デンタルフロスをすることでむし歯の予防になります。 しかし、それだけではなく“歯”そのものを強く丈夫にすることもむし歯の予防に効果的です！   歯を強くする方法としては、フッ素塗布をすること。 フッ素塗布をすることで、歯質を強化し酸から歯を溶けにくくしたり、歯の再石灰化を促進させ歯を修復させます、これによりでき初めの初期虫歯を治療し進行を止めてくれます。 フッ素塗布は、乳幼児期の歯、生え始めの歯に行うと効果的です。 ＊フッ素塗布は一度やればそれで良いのではなく、定期的に歯科医院でのフッ素塗布は３か月に１回、大人の歯が生えそろう１３歳ごろまでおこなうのを推めています。 歯磨き粉にもフッ素は含まれていますし、フッ素洗口などフッ素が含まれた商品はいろいろあります。   フッ素のほかにも食事によって歯を強くする方法も紹介します。 歯を強くするための栄養素には、カルシウム、タンパク質、マグネシウムやビタミン群などがあります。 ・カルシウムは骨を形成するために必要な栄養素です、カルシウムは骨だけではなく、歯の原料にもなっています。私たちの体の中のカルシウムのほとんどは骨と歯に使われています。 カルシウムは、乳製品や小魚、大豆、小松菜などに多く含まれています。 ・タンパク質は歯ぐきの形成にかかわる成分です。歯ぐきが弱くなると歯肉炎や歯周病などの原因につながります、健康な歯ぐきを保つことは健康な歯に繋がります。 ・マグネシウムには、カルシウムの吸収を助ける働きがあるので、一緒に摂ると効果的です。マグネシウムはカルシウムとともに骨を強化し歯のエナメル質をつくる、インスリンの分泌を促進させるはたらきがあります。 マグネシウムを含むものは、ナッツ類、ひじき、わかめ、納豆、バナナ、ほうれん草、などがあります。 ・ビタミンAは、歯の表面を覆うエナメル質を形成します。 ・ビタミンCは、歯の象牙質や歯ぐきをつくる成分、コラーゲンの生成につかわれます。 ・ビタミンDは、吸収したカルシウムを骨や歯に運ぶ働きをします、ビタミンDを摂取することでカルシウムの利用を高めより硬い歯をつくることができます。   インフルエンザも流行ってます、歯だけに限らず、体の健康のために必要な栄養素です。好き嫌いせずしっかり食べることが大切ですね！ 歯磨きで外側からのむし歯予防をして、内側からも歯を強くし、むし歯予防することも心掛けてみましょう。