喫煙が歯周病に影響する!?
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喫煙が歯周病に影響する!?

2014年05月02日(金)9:21 AM

☆雑学コーナー☆

 

喫煙による歯周病への影響

 

喫煙は口腔の機能にさまざまな影響を与え、歯周組織を徐々に破壊していきます。

以下はそのメカニズムです。


喫煙による歯周組織破壊のメカニズム

1.歯肉に酸素や栄養を供給する血管がニコチンによって収縮し、歯肉へ栄養が行きにくくなります。

  また、歯周病の自覚症状の1つ「歯みがきをして歯肉から血が出る」が、血管の収縮により抑制され、

  自身での発見が遅れてしまいます。

2.歯周病菌と戦う白血球の機能が低下し、少ない細菌数でも歯周病が発症しやすくなります。

3.歯と歯肉の境目にある溝の中の酸素が不足し、酸素を敬遠する歯周病菌

  繁殖しやすい環境を作ってしまいます。

4.歯肉を修復するために必要な機能が抑制され、歯周治療に対して反応が悪く、

  治りにくい状態になってしまいます。



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