歯石とは?
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歯石とは?

2014年10月14日(火)1:59 PM

 歯石について

 

なぜ歯石を取らなくてはいけないかと思ってる方も多いのではないでしょうか?歯石とは歯の周りについている石のような物です。

歯科医院で歯石をとるのは面倒ですよね。しかし、そのままにしておけば歯が歯周病で抜けてしまう場合もあるのです。歯石は歯周病の原因である細菌の住みかなのです。

歯石とは・・・お口の周りにつく石のようなものです。プラーク(歯垢)が唾液の中のカルシウムやリンなどのミネラル成分と結びついて石のように固くなったものを歯石といいます。

なぜ取らないといけないのか・・・歯石自体は石なので悪いものではありません。歯石は軽石のように小さな穴があいていて、そこを住みかに細菌が繁殖し歯周病の原因になります。歯石の中の細菌は歯磨きなどではとれないので、歯石ごと細菌をとる必要があります。歯周病は糖尿病、心臓病、脳卒中、慢性腎疾患、肺炎、骨粗しょう症、癌および早産などの合併症を伴うことがあります。そのため歯周病を改善することはとても重要なことであります。

柔らかい歯石・・・柔らかい歯石とは歯茎の上に出ている歯石で少し黄色でプラーク(歯垢)と唾液によって作られたものです。比較的簡単に取ることができ歯磨きやデンタルフロスが上手でセルフケア出来ていれば一度ですべて取ることができます。

硬い歯石・・・歯茎の中にある歯石で、プラーク(歯垢)唾液にくわえ血液によって作られたものです。歯石の中に血小板など血液を固める成分が凝縮されるため、硬く歯にこびりつき黒い色をしています。取るのに時間がかかります。

磨き残しが多くデンタルフロスの使用がなく、出血もみられる方はこの歯石が多く、除去するのに2~6回かかります。

歯石は誰にでもついてしまうものです。そしてそれが歯周病の始まりです。大切なのは歯磨きとデンタルフロスを正しく使い、歯石を定期的に取ることが自分の歯でおいしく食事をし続ける秘訣です。!(^^)!



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