正しい舌の位置②
ホーム > 正しい舌の位置②

正しい舌の位置②

2015年03月20日(金)5:28 PM

正しい舌の位置って??その②

3月5日のブログで舌の動きを良くしていく運動をお伝えしました。

今回からは正しい舌の位置と唇の状態を覚える運動や正しい飲み込み方を覚える運動を3回に分けて紹介していきたいと思います。

 

レッスン1

①スポット(スポットポジションを覚える)

スティックをスポットにあてて場所を確認し、舌の先をスポットにつけます。

このとき、舌の先を丸めないことが大切です。そのまま口を閉じて、3秒間鼻呼吸をしてみましょう。

※スポットポジション…上の前歯のすぐ後ろの歯茎の部分

②ポッピング(舌を上に持ち上げる力を強くする)

舌全体を上あごに吸い上げ、“ポン”と音を鳴らします。

このとき、舌の先はスポットにつけて、丸めないことが大切です。

③バイト(噛む力を強くする)

舌の先をスポットにつけたまま、両手をほほ、こめかみ、耳の上の順にあて、奥歯を噛みしめます。

このとき、筋肉の動きを確かめながら噛みしめてみましょう。

④スラープスワロー(正しい飲み込み方を覚える)

 舌を上あごに吸い上げてストローを奥歯で噛みます。口の横の方からスプレーで水を入れ、水を吸い込んで飲み込みます。

 飲み込むときは、奥歯を噛んだまま、唇を閉じずに飲み込みましょう。

⑤ポスチャー(舌をいつも上あごにつけておく)

 舌の先をスポットにつけ、ストローを5分間噛みます。

 このとき、唇は閉じた状態のままにしましょう。

 

これらの運動を1日2回、できればそれ以上練習をして舌の位置を定着させていきましょう。大切なのは毎日続けることです。たとえばテレビを見ている時など、ふとした瞬間にどれかひとつやってみるでもいいので、無理せず続けていくことが大事です。毎日の積み重ねで正しい舌の位置を習得していきましょう。



«   |   »

過去の記事


とがみ歯科
モバイルサイト