歯磨きのコツは?
簡単そうで意外と難しい歯磨き!しっかり磨いているはずなのに、検診で虫歯が見つかってしまった!なんてことありませんか?
「磨いている」と「磨けている」は違うんですね。
そこで今日は、簡単に歯磨きのコツをご紹介しますね!
☆ごくごく弱い力で歯を磨く
1 強すぎる歯磨きは逆効果です。歯周病で弱った歯に衝撃を与えたり、時に詰め物が削れたり取れてしまう場合もあります。汚れを落とすというより、歯や歯茎にダメージを与えてしまいます。
2 歯ブラシは手で握るのではなく、鉛筆を持つように軽く持ちます。こうすれば無駄な力がかからないので安全です。
3 弱い力で優しく、丁寧にこすって汚れを落とすというイメージで磨く。歯磨きの回数を多くする、歯磨きの時間を長くするなど、丁寧に時間をかけないと隅々まできれいにはなりません。
また、歯ブラシ以外の味方を利用することもいいでしょう。
ブラッシングを毎日完璧にこなすことは意外に大変。そこでブラッシングの不足分を補う、次の2つを味方につけましょう。
■唾液
唾液は、プラーク中の虫歯菌が酸で歯に穴を開けようとするのを防ぎます。さらに酸で歯が柔らかくなっても、虫歯の初期段階であれば、唾液が自動的に修復、補強する再石灰化という「歯の修復サイクル」を毎日繰り返し行なってくれます。
歯の修復には、口内が唾液で満たされた状態で2~4時間必要。しかし、就寝時には唾液の分泌が低下するため、修復はあまり起こらないのでご用心。シュガーレスガムなどで、唾液の分泌を促進したり、寝る前には飲食しないなどの作戦も効果的です。
■歯の検診
自分ではどんなに歯磨きを一生懸命に行なっていても、汚れや細菌は目に見えない狭い隙間に入り込んでしまうので安心できません。かかりつけの歯医者さんなどを利用して、定期的に検診を受けましょう。
定期的に特別なクリーニングを行うことにより、歯周病の予防や、初期の虫歯などを効率よく発見できるようになります。
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