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2025年04月25日(金)11:29 AM
むし歯の治療は大きく分けて「詰める」「神経をとる」「被せる」の3つになります。小さなむし歯で一部がなくなった時に元の形に戻す「詰める」治療を歯冠修復といいます。これは、なくなってしまった部分や細菌に感染してしまった部分を機械で取り除いて、穴になった部分に金属や樹脂を詰めて元の形に修繕することをさします。その他にも、歯の中心にある歯髄を守る薬を入れて経過を診て、問題がなければ詰めることもあります。一般的には、前歯など見た目を優先する場合は歯の色に合わせて白くし、奥歯の噛む力が大きくかかるところには、金属を使用することが多いです。
痛くて我慢できないような大きなむし歯は、歯の中の歯髄に炎症があるため「神経をとる」治療が必要になります。また、むし歯が進行し症状がないまま歯髄が死んで腐敗していることもあります。このような場合は、根管治療といわれる根っこの治療を行います。結果的に歯を中から養っていた歯髄がなくなるので、歯は枯れ木のようになり、時間が経てばもろくなって割れやすくなります。そのため、「神経を取る」治療をした後は歯の全体に被せる治療をしていきます。
新しいむし歯がよくできる、同じ歯の治療が何度も必要になるのはむし歯の再発です。治療後は、むし歯になった原因を取り除くためにお家での歯磨きや規則正しい生活、ストレスの緩和などに努めると同時に、かかりつけの歯科医院で定期的にメンテナンスし、いい状態を保てるように意識していきましょう(^^)/
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